Retrevor

Posts

usedclothing & materials

鈍ってないね

2019 / 03 / 16  13:37
20190306_123416135_iOS.jpg

 

 

 

 

 

.

.

 何かを始めるきっかけは人それぞれで

大小も関係ないのでしょう

僕の場合は学生のころから夢見ていたアメリカ行き

その背中を一言で「ポン」と押された感じでした

.

.

 

社会人になって4年が経っても

休みがくれば懲りもせず都内に出かけていた

 

僕が好きなお店のほとんどは

駅前の雑踏を抜けて10分~15分ほど歩く場所にあって

中目黒のmAnchiesさんも大体そんな感じ

 

仕事の調子はどうだ

いい女の子はいるのか、大学のやつらはどうしている

そんなことをオーナーのサカイさんと話してガハハ

いつものご挨拶

 

秋口だったと記憶している

その日、僕が手に取ったポロシャツは

一見して派手さはないし

大きなブランドを背負っているわけでもない

けれど、「予感」のある服だった

 

着たときに驚かせてくれる服

着用者を自然とあげてくれる服

独り歩きをしない服

 

言い換えれば、「着てみないとつかめない」服

 

そういう服を感覚頼りに捕捉する瞬間

そして、実際に着て確かめる瞬間に

飽きることがなかった

 

「鈍ってないね」

 

見つけて声を上げたときか

鏡の前で恍惚としているときか

レジに持って行ったときか

タイミングは忘れてしまったけれど

サカイさんのその一言がスイッチになった

 

「やっぱり、アメリカに行こう」

 

携わっていた仕事や

自身の年齢(当時27歳)を考えても

好きなものとの距離をこれ以上

中途半端なままにしてはいけない、と思った

 

果たして自分は

アメリカで古着を「楽しめる」のか

それとも「楽しめない」のか

今すぐはっきりさせてみたかった

 

結局、その年末に僕は会社を退職し

その足でアメリカに飛ぶことになる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 40E4A4D2-FF6F-419D-83BC-95A73743B1E9.jpeg

96C3EBB1-BE85-47F3-99F6-94FE5E3A0954.jpeg

BFD4A3F4-9E6A-46E2-9EAF-2B10573CFBF1.jpeg

 

 

 

 

( また続きを書きます )

 

 

 

 

山田